by my side ブック

□7
1ページ/5ページ

(・・・・・・タッタッタッ)


「・・・・・・おい・・・先公に見つからないようにしろよ」

「お前もな・・・、やべえ!校長が来た!隠れろ!」


今何をやっているかというとな・・・・・・学校潜入24時!

じゃなくて、屋上へ向かっている途中だ。

もう二時間目は始まっているが、廊下を教師が歩かないという保証はない。

なぜなら、トイレに行こうとしている教師が居るかもしれない!(え

・・・・・・って、どこかの虫野郎の口調みたいになっちまったじゃねーか。

こんなくだらない解説で時間を潰している暇はない。

屋上へ行くのが先だ。


屋上でサボるのなんて・・・何年ぶりだろうか・・・

サボるなんてことは無かったかもしれない。

いや、そういう友達が居なかっただけか・・・


「サスケー!校長右に曲がったってばよ!シカマルも気合入れて屋上へLet’s goだってばよ!」

「おいおい、俺たちは潜入捜査しに来た訳じゃねーんだよ、小3かてめーは」


シカマルがいうとナルトは「にひひ」と笑って、屋上への階段を上った。


「うおお!すげー眺め!」

「風強っ」


俺たちはやっと屋上についた。

それにしても広い学校だ。

まあ新入生ってのもあるが、こんなに迷った学校は初めてだ。

というか、もうすぐ2時間目も終わりそうだ。

学校探検でもしてたのか俺たちは。


「結構広いぜー!よしっ50メートル走だってばよ、サスケ!」

「寝る」

「え゙」


体育の後に50メートル走なんてやるかっての。

ナルトが「サスケのケチ」と愚痴ったが聞かないふりをした。


「シカマr 「俺も寝る」 即答かよ!」


シカマル俺の右に寝転がり、ナルトも諦めたか、俺の左に寝転がった。

空を見たら自分がすげー小さく感じた。

空を見ていると嫌なことも、今考えている事も忘れてしまいそうだった。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ