サガせん姫!

【ま】 4件

【マッドゴーレム (まっどごーれむ)】
泥土の巨人。その名のとおり、土でできた山のような巨体をもつ魔物。邪悪な魔道士などが作ったものと思われる。生き物ではないが、その特性から土があれば再生し、痛みを感じることもなく向かってくる。知能は無く、パワーはあるが動きは鈍い。また、土が乾くと崩れやすくなるためか、炎に弱い。


【馬刀貝 (まてがい)】
特に西日本でよく食べられている、春巻きみたいな形の不思議な二枚貝。筒状っぽい貝殻の中に身が詰まってるわけだが、二枚貝なので貝殻はパカッと縦割りに開く。干潟などの砂地に穴を掘って普段は潜っていて姿を見せないが、塩分濃度の急激な変化に反応する習性があるため、巣穴に塩をふってやると驚いて飛び出してくる。これを捕まえて、身がちぎれないようにそっと引き抜くのがよく知られた採り方。アサリのような味だが身は遥かに大きく、とても美味らしい。
なお、名前の由来ははっきりせず、筒状の貝殻から上下に飛び出す体が“両手”のようであることから諸手を意味する“まて”である説のほか、昔の?中国に“馬刀”という武器が存在し、それに似た形だからという説もある。また、この馬刀貝が、どんぐりの実がなる“馬刀葉椎(まてばしい)”という樹木の名の由来になったという説もある(曖昧だなぁ)


【マルダー (まるだー)】
丸太ではない。ゾイドでもない。
最初にマルディアスの世界を創造したといわれる神。しかし彼の妻であった女神と夫婦喧嘩が勃発し、神々の戦争へと拡大して世界をめちゃくちゃに破壊してしまった。事態を収拾したのは彼ではなく(これがまた情けない)、破壊の女神となった妻が生んだ末っ子(光の神)と、彼が選んだ人間の英雄だったそうな。
結局マルダーの名は世界(あまり呼ばれることはない)と、最強の盾の名として残るのみで、現代ではほとんど信仰も廃れ神殿も無い。当然といえば当然の結果である。


【マルディアス (まるでぃあす)】
ミリアムたちが暮らす世界の名(現実では地球にあたる)。神々の時代からわずか千年しか経っていない新しい世界で、地上は四つの国に分割され、特に騎士団領を除く三国は近年まで戦争をしていたせいでいまだにほとんど国交が無い。魔術が人から人へ容易に伝わる一方、陸の交通手段は馬と馬車くらいしかなく、人へ害をなす魔物が世界中に多数存在し、人々は剣や弓矢など古典的な武装をしている。大きな戦争こそ途絶えたが、平和とは言い難い。



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