サガせん姫!

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【赤塙城 (あかはにのしろ)】
あるいは赤羽城。秋が暮らしている東国の古城。戦国時代には北条と上杉が激しく争った拠点であるが、北条滅亡後は竹藪の中に埋もれ忘れられた城。最近ではネズミも出るほどにボロく、戦場になることもないので特に改修されない。道場にいたっては微妙に傾いていて、ボウリングの球が転がる。

【葦原蟹 (あしはらがに)】
葦の群生地を好んで棲むカニ。大きなハサミを持ち、なかなかいかつい外見だが、主に葦や枯れ葉など植物を分解して摂取する。どちらかといえば夜間に行動することを好み、昼間は地面に穴を掘って隠れたり、地上に出ても地面に伏せてじっとしている、見かけによらずおとなしいカニ。干潟など生息地付近の地元民には、しばしば釣りのエサにされる(ノ∀`)

【今川焼 (いまがわやき)】
たい焼きと同じ材料で、ツナ缶のような背の低い円筒形に焼いたもの。やや地味だが、たい焼きと違ってヒレだけが焦げたりする心配はない。なお、発祥は江戸時代といわれ、名称の今川は今川橋という地名(橋?)にちなんだもので、戦国時代の今川氏とは無関係と思われる。

【エスタミル (えすたみる)】
かつては独立した王国であった都市国家。旧王朝は三百年前にクジャル族に滅ぼされ、以来エスタミルはクジャラート首長国連合の首都となった。大陸は繋がっているが、三国を隔てる内海(イナーシー)にまたがるエスタミルの町はボガスラル海峡の南北に分かれている。北は首長の宮殿を中心に富裕層が暮らす新市街。南は長屋のような古い木造建築が目立つ貧民街。地下には迷路のように巨大な下水道があり、墓地や謎の神殿、怪しげなギルドなど多くの施設が存在し地下街のように利用されている。ミリアムは普段は北エスタミルにいるが、おそらく火の術法は南エスタミルで修得したものと思われる。実際、南エスタミルには火の術を教えてくれる店がある。

【オービル (おーびる)】
バファル帝国領かと思ったらローザリア王国領らしい? ローザリアと東西両国(クジャラート、バファル帝国)との国境に挟まれた港町。しかしながら帝国統治時代からの住民が残っているようで、帝国の情報も国内並みに充実。首都が内陸にあるローザリアにとって唯一の港町。ここを他国に押さえられたらやばそうだ。海運の拠点としては便利だけど、町自体はあまり賑わっているとは言い難い。ディアナの出身地であるイスマス城が近いせいか、ディアナがよく来る。

【オリークック (おりくっく)】
ドーナツの前身になったといわれる丸い揚げ菓子。穴はないが、かわりにナッツ(くるみ)が入ってる。これも十柱戯同様、清教徒によって誕生・発展したものらしい。

【かまくら (かまくら)】
鎌倉ではない。
雪で作ったドーム状の小屋。まず雪を積み上げて山を作り、しばらく放置して固まったら中をくりぬいて人が入れる空間を作る。大量の雪と、できれば一日放置して溶けない寒さが必要なので、積雪の少ない地域では困難。なお、秋田県などでは伝統行事として毎年盛大に行われるところも。

【ガラハド (がらはど)】
ローザリア王国出身の聖戦士。ミリアムの背丈ほどある巨大な剣を軽々と扱う屈強な男。グレイにとっては良き相棒だが、ミリアムにはあまり好かれていない模様(ノ∀`)

【騎士団領 (きしだんりょう)】
千年前、神々の戦いに終止符を打った人間の戦士ミルザの伝説が根強く残る、世界最古の国。西の山脈と東の海に挟まれた縦に長い領土が特徴。中立とは言いながら、ローザリア王国と癒着してクジャラートを牽制するなど、明らかにローザリア寄りの永世中立ならぬエセ中立国。頼みの騎士団も魔物に散々翻弄されるなど、いまいちアテにならない。騎士団のリーダー格の老騎士らがおさめる二都市と、魔女がおさめる魔術の町があるらしい。

【熊野神社 (くまさんのじんじゃ)】
赤塙城の近くにある古い小さな神社。秋は「くまさんの神社」と呼び、千姫は「小熊神社」などと呼ぶ。紀貫之の子孫が建てたという歴史ある社だが、名前も平凡で資料が少なく、目立たない。

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