主人公の父親となんらかの繋がりがあるといい、“婚約者”として主人公を保護（誘拐？）した男性。（第34話参照）

流暢な英語混じりに話すのが特徴で、常に自信に満ちた態度に洗練された振る舞いを兼ね備え、一方ならない風格を放っている。


その正体は、世界最大の財団・日ノ宮ファウンデーションの若き会長。
代々続く日ノ宮産業の経営者でもある、世界でも指折りの億万長者。
様々な産業に“ヒノミヤ”の名前はあるといわれ、財政界は勿論、世界的に轟くその影響力、経済力、保有・発信する技術力、情報網等は絶大という。


彼自身は、毎時間違う高級ブランドのオーダーメイドスーツに身を包み、毎時間違う高級車を乗り回し、毎日違う世界各国の有名美女との噂が絶えないプレイボーイといわれているようだが、主人公の前に現れた彼は…？




郊外にある広大な敷地を有する屋敷に執事と２人で暮らしている。

執事の名前は篁(たかむら)。父親の代から帝に仕えている初老の男性で、帝は彼に肉親同様の情と信頼を置いている。