いつからはわからないが、僕にはあるモノが見えていた。





左手の小指に巻き付いている、細い細い赤い糸。

不思議な事にいくら引っ張っても、何をしても赤い糸はほどけない。

おまけに僕にしか見えないときたもんだ。


いつからか、その糸を解くことは諦めた。




更に不思議なことに、その糸はどこかに繋がっていて。


ゆっくりゆっくりと辿っていけば





その先に居たのは、一人の少女。













たどり着いたその先で、僕は君に恋をした。






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