treasure
□太陽の花
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ある日、一護は織姫がら一枚の紙を渡された。
「なんだこれ？」
「クラスアンケートだよ」
「アンケート？」
「学年が上がると、クラス変わっちゃうでしょ？だから最後にみんなにアンケート取って本にするんだって」
「へー」
どうせ啓吾あたりの発案だろうと、考えながら質問を眺める。
基本の誕生日などの問いから、ベストドレッサーなんてものまである。
「ん？」
「どうかしたの？」
「いや、これ…ずいぶんと範囲の広い質問だと思って…」
一護の指した質問。
『自分を何かに例えるなら？(動植物何でも可)』
動物に例えるなら、という質問ならよくあるだろう。
「言われてみれば…！」
「今、気づいたのかよ。井上はなんて答えたんだ？」
「あたしは、ヒマワリって書いたよ」
「ヒマワリ？」
「うん」
「なんでまた」
織姫がヒマワリとは、どいう事だろうか。