テトラの術書

【し】 4件

【シャドス・レッド (しゃどすれっど)】
自らの影から分身を生み出す闇属性の呪文。スペルはボルエータナ・ディ・ザフエル。

黒い影の分身は簡単な呪文ならサイレントで使うことができ、知能も持っているが話すことは出来ない。また、術者から離れすぎると消えてしまう。
強力な呪文を術者から送り込むことも可能ではあるが、オリジナルより威力が落ちる上、分身が負荷に耐えきれず消えてしまう可能性もある。

スペルを見ればわかる通り、召喚魔法としての要素を持つ。
話すことが出来ないのに呪文を使えるのは、分身が精界から直接力を取り込んでいるからだと思われる。


【〈弱引力〉 (じゃくいんりょく)】
無属性の初級呪文。スペルはエグレセンメダ・クラウダ。

弱い引力を発生させる。スペルが長さに対して効果が弱いため、戦闘において使われることはあまりない。


【ジャッジメント (じゃっじめんと)】
空より光の柱を降らせる光属性の呪文。スペルはセヴォルガンダ・フォルステール。詠唱は「我聴くは聖なる天啓、汝聞くは裁きの声。我、神の力を示す者なり。神の御手より降り注げ、裁きの光」。

その威力はかなりのものだが、それ故に修得は難しく消費ラヴァンスも多い。光属性の素質を持つ者がそう多くないこともあって扱える者は少ない。

また古代の文献によればこの呪文は不完全版であり、さらに強力な完全版が存在したとされているが…。


【〈浄化〉 (じょうか)】
水属性の上級呪文。スペルはディミ・プロミシナズル。
汚染された土や水を浄化する呪文だが、非常に消費ラヴァンスが多く常用には適さない。
上位呪文として〈清浄紋〉があるが、こちらは基本的に魔象式として用いられる。



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