短編


□俺だけのモノ
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「ただいまー!」

とつららが元気な声で言うと次々に

「若!お帰りなさいませ!」

「遅かったですぞ!」

という言葉ばっかり飛んでいた。

「つらら」

「はい?」

「後で俺の部屋に来い」

「分かりました」

つららはなんの話しだろうとずっと気になるのだった

――――

夕食が食べ終わりつららはリクオの部屋に向かう。

(リクオ様、あんな顔してなんの話しでしょうか?)

とずっと思うのだった。
そして、つららはリクオの部屋の前に立ち

「つららでございます。入っても――」

「早く入れ」

つららが言い終わる前に襖が開きリクオが挟む
リクオの言葉につららは違和感があったが気にしないで入った

「リクオ様?」

「どうかしたか?」

「いぇ、不機嫌だと思いましたから・・・」

「ったく、やっと気づいたのかよ」

「ご、ごめんなさいっ!!」

「いや、別にいいさ。これから続きをやるんだからな」

というとリクオの口がニヤリとなる
やっとつららは、リクオの言っていた意味が分かったのか
顔を赤く染めている。

「リクオ様!こんなとこ、三羽鴉にでも見られたらっ!!」

「大丈夫だ。それとも俺の事嫌いなのか?」

「とんでもございません!!むしろ・・・」

「むしろ?なんだ、言って見ろ」

「だ、大好きです///」

「やっと言ったか、俺も愛しているぜ?つらら」

「リクオ様・・・・」

リクオはつららに何度も何度も口付けをする
次第に息切れが激しくなる

「ぁ・・・ん・・・あぁん・・・り・・くお・・・さまぁ!!」

「これぐらいで満足しちゃ俺は不満なんだけどなぁ・・・」

そしてリクオの手はだんだんと下にいく。

「ひゃっ!リクオ様!そ、そこは・・・・」

つららは抵抗しているのか照れながらにいう



「いいだろう?これからのつららは、俺だけのモノなんだからなぁ?」



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