*Clap 小説*
□君にしてあげたことは *HS*
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まだ君と知り合う前
僕は君のこと知ってたんだ。
公園で雨宿りをする兄妹
たまたま公園の横を通りかかった君は
それを見て 何の迷いもなく自分の傘を差し出した。
兄妹を見送った後
雨の中 走って帰る君がずっと気になってた。
ザーッ…
「あげる」
「え…??」
今度は僕が 君に傘を差し出した。
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