連銀小説

□親バ会話
1ページ/2ページ


「ねぇ…新八ぃ。白百合ってなんでこんなに可愛いんだろうなぁ…」
(つんつん、と寝ている白百合の頬をつついて)

「またその話ですか?…そう言えばこの前公園でも“可愛いねぇ”っていっぱい言ってもらいましたよ。」(洗濯物を畳みながら何気なく言い)


「マジっ?!やっべ…あんまり可愛いからストーカーとかついたらどうしよう…」
(真面目な顔をしてぼそっと)

「心配しなくても今は大丈夫ですよ。」

「わかんねぇだろ、そんなの!あのお妙にもストーカーがいるんだぞッ!あと3年してみろ!絶対ヤバいに決まってる!」
(くるっと勢い良く振り返り)

「…………まぁ…大丈夫ですよ…うん、…大…丈夫。」
(変な説得に不安になってしまい)

「白百合、何があっても父ちゃんが守ってやるからな?」
(紅葉のような小さな手をぎゅっと握って)

「僕だって命に変えてもストーカーから守ってみせますよ!」
(握りこぶしを作って立ち上がり)

「…………二人ともバカ親アル。」


        オワレ

NEXT→言い訳

次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ