連銀小説
□親バ会話
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「ねぇ…新八ぃ。白百合ってなんでこんなに可愛いんだろうなぁ…」
(つんつん、と寝ている白百合の頬をつついて)
「またその話ですか?…そう言えばこの前公園でも“可愛いねぇ”っていっぱい言ってもらいましたよ。」(洗濯物を畳みながら何気なく言い)
「マジっ?!やっべ…あんまり可愛いからストーカーとかついたらどうしよう…」
(真面目な顔をしてぼそっと)
「心配しなくても今は大丈夫ですよ。」
「わかんねぇだろ、そんなの!あのお妙にもストーカーがいるんだぞッ!あと3年してみろ!絶対ヤバいに決まってる!」
(くるっと勢い良く振り返り)
「…………まぁ…大丈夫ですよ…うん、…大…丈夫。」
(変な説得に不安になってしまい)
「白百合、何があっても父ちゃんが守ってやるからな?」
(紅葉のような小さな手をぎゅっと握って)
「僕だって命に変えてもストーカーから守ってみせますよ!」
(握りこぶしを作って立ち上がり)
「…………二人ともバカ親アル。」
オワレ
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