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□やっぱりね
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走り出した、ハズだった。

グイッ!

直人くんが私の腕を掴んだのだ。

「やっ、離してっ!」

「何でだよ。俺が言ったこと気にしてるのか?」
「違っ!いいから帰りたいの」

「でもお前…」
「何してんだよ?」
「「…え?」」

声のした方に振り返るとそこには例の私の彼氏がいた。


「あ…」
「おっ、準」

「美咲なんでここに…」

「あ〜俺がちょっとね?」
「そっ。で?なんで直人は美咲の腕を掴んでるのかな〜?」

「それは…「なんでもないのっ!」

「美咲っち!?」
「は?」
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