腐れ外道で愛されたい

□春輝・妄想喫茶
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おいおいリエカちゃん勘弁してくれよ〜。

俺は自分の中でそう突っ込んだ。

峰月リエカは俺の迷惑も考えずに、自分の髪をクルクルさせながら。

またしても俺に可愛くアピールしてきた。

峰月リエカのお色気に俺は苦笑いをそこで浮かべた。

「…そんな事、貴女に言いましたか?」

「失礼ですが…」

「どうにも心あたりがありません」

俺は生真面目とばしてフルスロットルで、峰月リエカにトボケた。

俺が椅子に座ったままとぼけると。

峰月リエカは俺に可愛く怒ってきた。

寧ろそのしつこさがこの俺を更に苛立たせる。

「んもう!蓮爾先生のバカバカバカバカ〜!!」

「リエカ怒りますよ!?」

「プンプンだっ!!」

俺は一瞬、峰月リエカの首を絞めて。

深い眠りへとそのまま落としてやろうかと瞬時におもった。

どうもこの手の女は苦手だ。

それに好きじゃない。

俺は震える手をおさえてにこやかに笑いかえした。

棒読み※「あはは」

「これは一本、貴女にとられましたね」

「参りましたよ峰月先生」

俺はまわりに人が集まらないように素早く対処して事を終わらせた。

しかし、案の定……。

峰月リエカはまだ俺の机に座っていた。

俺は遠い目をして話をそこでうながした。

どうにかならないものか。

俺はフと、考えこんだ。

すると、何処からか誰かの話声が聞こえてきた。

近くには体育の教師と美術の教師がそこでなにかを話こんでいた。

「〜の娘がメイド喫茶で働いてるんですよ」

「〜メイド喫茶ですかー」

「それは洒落てますね〜」

「ダメだといっても全く聞かないんですよ」

「本当こまりましたねぇ」

俺は教師2人の会話聞いて直ぐに考えた。

…メイド喫茶か。

それはNiceなお題だ。

俺は峰月リエカの話から遠ざかる為に、
早速メイド喫茶のお題で。

自分の妄想の世界へと溶け込んだのだった。
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