-さよなら僕の片想い-

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完結作品のみ
























作品詳細



 



 アキラはそのまま走ると、校舎の中へと入って行った。

 渡り廊下まで走ると、不意にそこで足を止めた。

「くそっ…!!」
「ちくしょう…!!」

アキラはたまらず声をあげると、拳で壁を叩いた。

「俺が傷つけた…!」
「俺が永久を…!」
「この手で…!」

「くそぉっ!!」
「くそぉっ!!」
「ちくしょおおおっっ!!」
 
 脳裏にさっきのことが過ると、アキラは自分の気持ちを爆発させるように壁を拳でひたすら殴り続けた。

壁をいくら殴っても気持ちが晴れることはなかった。ただ胸の奥だけが苦しくて、息ができないくらい切なかった。




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