ウサビッチ
□大好きな君へ
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「キレネンコさん・・・」
「・・・」←完全無視。
「はぁ」
最近、キレネンコさんが僕を無視る・・・。
何度話しかけても全て無視。
僕があの時キレネンコさんを傷つけてしまって以来この調子。
本当にキレネンコさんには悪いことをしたと思う・・・
キレネンコさんの気持ちを僕が利用したのが悪いことはわかってるけど
やっぱり、キレネンコさんに無視されるのは辛い。
「キレネンコさん・・・」
もう一度だけキレネンコさんに触れたい。
この狭い牢獄なら少し手を伸ばせば届く距離なのに
あなたに触れたいと思う気持ちだけがどんどん積もって行くばかりだった。