Choose me!!!
□本能に自爆
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シャワーから出るといつもの場所にバスタオルと着替えが置かれていた。
君が洗ってくれた物からはふんわり君の匂いがして、何だかそれが嬉しくなる。
「名無しさんー、出るよー」
「はーい」
声を掛けるのは交代の合図
リビングに戻ると大きく息をついた。
疲れた身体も解れて、穏やかな恋人との時間が流れている。
…うん流れてるね!
スパショのDVDもガンガンにね!!!
ずっと昔から知っていて、ジュンスの親友で、ヒチョルヒョンを少し怖がってたウニョク。
騙され易くてイジられキャラ
俺の名無しさんのハートを横取りしようとしている奴が歌い踊っている画面を見つめる。
…なんでコイツなんだ名無しさん!
まだトゥギヒョンとかシウォンとかなら納得できるけど(←でもそれはそれで嫌)なんでなんでなんでどうかしてない???
「あ、ウニョクのソロに間に合ったー!」
隣に走り込んできた名無しさんは、ドライヤーをテーブルに置いたら宝石美男に夢中。
俺は髪から落ちる滴をタオルで優しく拭いて、ドライヤーのスイッチを入れた。
「スパショの前に風邪ひいちゃうよ」
「ユノの手気持ちいいー」
もーっと気持ちイイ事だってしてあげられるんだけどね!
カッコイイカッコイイって鰯に連呼しちゃうんだね!
チャンミン、ヒョンはウニョクに負けてるか?ああ名無しさんがオッパオッパしたいってディスク替えちゃった!