LIAR
□tension
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みんなで大盛り上がりの焼肉
飲んで食べて騒いで
この感じは悪くない
仕事も大切
でも息抜きだって必要なんだ
俺達を裏で支えてくれて
一緒に考えてくれて
バカ騒ぎしてくれる仲間
スタッフがいるから、俺達は前だけを見て全速力で走って行ける。
「有り難いな」
「そうだね」
ユチョンが俺のつぶやきに返事をした。
ちゃんと、繋がっている。
「感謝しなきゃいけないな」
「ユノ!次の店に行くよっ!」
「…え?」
「夜はこれからでっしょー」
わはは、と笑うジェジュンが俺の肩に手を乗せる。
「これからだよー、ユノ!」
プロデューサーもテンション高。
俺は腕を引っ張るジェジュンに連行されて焼肉屋を後にした。
「まだ抹茶アイスを食べてなかったのに」
…後で買ってあげるから、チャンミン。