envy…
□強制終了
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「ほんとに?ありがとう!」
タクシーから下りたユチョンがそう言いながらブルームへと歩いて来ていた。
私は店から出て歩き出そうとしたところだった。
話に夢中の彼は気づいていないようだ。
楽しそうに笑うユチョンの隣には、色白の女性が並んで歩いている。
「明日、電話しますね」
「もう、愛してるっ!」
ユチョンは色白の女性をハグした。
ブルームの明かりで、二人の姿がはっきりと目に焼き付いた。
「ユチョン、見つかったらヤバイよ!」
「はーい、ジェジュン」
私は急いで歩いていた。
そんな必要はないのに。
愛してるなら、ハグもするわよ。
構わないじゃない
まだ夜は終わってないんだから。