envy…
□客のレベル
2ページ/5ページ
必ず許されるから駆け引きなんか必要ない。
無償の愛
いつかその幸せに気づく。
「名無しさんは芸能人には興味ないのか?」
「私は…」
「名無しさんさんは映画ばっかりなんです」
エリがワインを注ぎながら言った。
「まだアイドルにハマる年齢だろ?…あ、男の現実を見すぎたか?」
「…アイドルよりも素敵な人に、今もお店で会えていますから」
心を射抜かれた
リョウの客はたまに的を射る
賢い客には最大の賛辞を
「名無しさんに言われたら、ボトルでも追加しなきゃな?」
「…このまま、ワインを飲みましょうよ。必要ないボトルに無駄遣いするなら、娘さんの東方神起に使ってあげてください?」
これは、送ってくれたお礼。