envy…
□後輩の願い
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「じゃあ、お礼は何がいいだろ…?」
エリはCDのジャケットを見つめながらぶつぶつ言っている。
ヘンなところで義理堅いエリ
私の周りってヘンなのばっかり
「今日、レンタル屋付き合ってよ。明日は休みだから、一緒にゴハン食べよう?」
「はい!…もちろんアレですよね?」
私は頷いた。
水商売のオンナが休みの前にしか食べられないもの。
「名無しさんさん、お願いします!」
「すぐ行きます」
私は鏡でメイクの最終チェックをして立ち上がった。
パク・ユチョン
キミのサインひとつで
私の可愛い後輩は幸せな笑顔
キャバ嬢と東方神起
ダサいドラマにも
ひとつくらいは
いいこともあるね