☆Clap小説

□1回目
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「一護〜寒いねぇ」



冬だね。なんて言いながら、手に息を吹きかけながら俺の左側を肩を並べて歩いてる。




――付き合い出してから、初めての冬。その初めての冬に初めて一緒に帰る…この初めてだらけの日 ――











「…これ貸してやるよ」








「え?あ、手袋!ありがと…って、片方だけじゃん!」











左手に手袋を着け終えて、右は?と文句を言ってる彼女の右手をとって、俺の上着のポケットに徐に突っ込んだ。













「これなら、寒くないだろっ///」







俺は真っ赤になりながら空を見上げて言った。



















「一護…あっかいね」

「あぁ…」






























初めてだらけの日に、僕らは初めて手を繋ぎました






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