BOOK/SS

□鮮血の羽を広げて
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しはらくあるいて、何もなかった平原から街についた。

街は賑わいがあり夜を楽しむ人間であふれている。今私たちが現れたらそこは戦場と化し、惨状になるだろう。

今までいろんな夜の街に顔を出した。しかし、私達の羽をみた奴らはみんな武器をだして襲い掛かってきた。

「お姉ちゃん、今行ったらまた…」
「今日はここじゃないのよ。フラン、辺りに見つからないようにこっちの路地に行くわよ」

私達は細い道を通り一本隣の路地に出た。
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