Memorial Melody

□弦楽セレナード
1ページ/6ページ



[続きまして音楽科3年B組火原和樹
ワーグナー作曲"双頭の鷲の旗の下に"]


♪〜♪〜♪♪


火原の順番になり次々と順番が迫って来る中苺たちは


「始まってる?うん・・・・」


校舎の陰から声が聞こえ姿を確認すると

苺)先輩!庄司さん居ましたよ

日野)ホントだ!・・・・庄---

「だから最初から伴奏なんてやる気ないんだから
うん・・・・いいわけは考えておくから大丈夫・・・・」

日野)・・・(・・・・え?)

庄司も香穂子と苺に気づき最初に苺が話かけ


苺)庄司さん、どういうこと?

庄司)・・・・・

日野)はっ!もしかして・・・・あなたも教祖様御一行ですか?

庄司)はい?

日野)あの・・・ほら「ゆ」の付く先輩の・・・・

庄司)柚木先輩じゃありません!

日野)(じゃありません・・・ってことは他の誰かなんだ)


庄司)ただ・・・あなたに出場してほしくないんです!伴奏者がいなかったら欠場せざるをえないでしょう・・・?
先輩は音楽に対して真剣なんだかどうかわからない・・・普通科だからって素人面してずるいですよ!私たちのほうがリスクを背負ってるんです!真剣なんです!

苺)ちょっと庄司さん言いすぎだよ!先輩だってがんばってるんだよ・・・

庄司)水嶋さんは、良いですよね?留学してたのに帰ってきてすぐ参加者に選ばれたんだものそれに・・・・月森先輩の幼なじみだからって調子にのって先輩に近づいて!あなた何て帰って来なきゃよかったのに・・

苺)・・・っ!!

日野)ちょ、苺ちゃんに何て事言うの!それに・・・コンクールに関わりたいって言ったのも嘘だったのかな?

庄司)思ったことを言ったまでです!・・・・・・

日野)私に対する不満は色々あるかもしれないけど苺ちゃんに当たるのは間違ってる。
それに庄司さんにとって音楽がそんなに大切だったらこういうやり方間違ってるんじゃないかな? ううん、他の参加者にだって失礼なんじゃないの?

月森)同感だな


話を聞いてた月森が出てきて苺たちは驚き
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ