Memorial Melody

□第2セレクション直前
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放課後苺は帰り支度をするとすぐに予約してた練習室へと莉緒と行き


莉緒)何かあった苺?


苺)え、何にもないよ〜!さ、練習しょう♪


と楽器を取り出しながら言う苺を見ていた莉緒は


莉緒)・・・月森先輩と何かあった?

苺)・・へっ、蓮?ないよ何にも!


莉緒)じゃあ・・・日野先輩?


莉緒の問いに微かに肩を揺らす苺を見て莉緒はやっぱりと言う表情をすると


莉緒)・・・今日は練習はなし!

というと苺の持ってたヴァイオリンをケースに直し

莉緒)さ、いくよ♪

苺)え、り、莉緒ちゃん?

莉緒追って練習室を出るとクルッと振り向き

莉緒)苺は一人で悩みすぎ!何でも私や梓に話してよね!

苺)・・・!うん、ありがとう♪

二人はよく行く喫茶店へと行くとすでに来ていた人物に


莉緒&苺)梓〜♪


梓)二人とも遅い!


ごめんと言いながら席につくと

梓)聞いたよ莉緒から・・・苺何でも話しなさい


苺)・・・何でわかったの?

梓&莉緒)わかるよ!何年友達やってると思うの!

ふふっと笑みを漏らすとそうだねと言い

苺)わ、わたしの気のせいならいいんだけど・・もしかしたら日野先輩、蓮のこと好きかなって思って

莉緒)日野先輩が?

苺)うん・・・・はっきりとはわかんないけど


梓)大丈夫じゃない?仮に日野先輩が月森先輩を好きだとしても月森先輩は確実に苺を好きだと思うし

莉緒)私もそう思う!


苺)え、なっ何で!わかんないよそんなの!

梓)わかるよ!ていうか月森先輩はわかりやすすぎ!

莉緒)そうそう!わかんないのは苺だけだよ☆

苺)・・・そうなの?

梓)苺はさ、月森先輩の近くにいるからわかんないのよ!私や莉緒から見ると月森先輩の表情から見ると苺を大切にしてるんだなって思うよ
莉緒)だから苺はそのままいつも通りしてなよ!

苺)うん!ありがとう二人とも!


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