詩集

□居場所
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行けるとこまで行こう できるだけ遠くまで それは何処だってかまわない 君が横にいれば

生ぬるい6月の風に静かに身を委ねていた このまま果てなく何処までも堕ちていこう

干からびた僕の瞳がとらえた一筋の光 記憶の片隅に眠る懐かしい感覚

喜びも悲しみも 切なさも痛みも全てひきつれて行けば良い
光射す方へ、、


もどかしさだけが募る日々 宛てもなく途方もなく 道端の一輪の花のように儚く散っていくんだろう

「誰かの為だ」と、してきた事が実は自分の為だったと今更気付いた

降り頻るこの雨も 空覆う分厚い雲も 明日へ繋がる為の糧
一歩でも前へ、、


また違う顔した僕がいて
君の痛みだって知ってるふり
適当に相づちうってりゃ順風満帆な人生が送れる
本当はただ臆病なだけ 現実から目を背けたいだけ
あの日の嘘も 君の涙も 儚い願いと共に舞い上がれ


心が安らげる場所 それをみんな探して 思い悩み立ち止まる 僕だってそうさ

全てが運命だと諦めるならそれも良い でも僕は行くよ その向こうへ
光射す方へ、、
一歩でも前へ、、

僕の「居場所」へ、、、

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