詩集
□牛乳と歯ブラシ
1ページ/1ページ
午前0時をちょっと過ぎた頃 風呂上がりの僕
腰にグッと手なんかあてちゃって牛乳を飲む
そういやぁ最近少し太ってきたかなと、そんな事はどうでもいいんだけど、、
テレビじゃ訳のわかんない話題を繰り返す
我関せずって顔でぼんやり眺めてる
だからこんな時僕のそばにいて テレビなんかより君を見つめてたい でもそんな時に限って君は 冷めた態度で僕を困らせるんだ
使い込んだ歯ブラシをくわえて、間の抜けた顔してる 腰にグッと手なんかあてちゃってうがいガラガラガラ
そろそろお前も引退だなと そんな事歯ブラシに呟いてる
僕も使い捨てになればどんなに楽だろう?
でも現実はボロボロに擦り減って傷だらけ
だからこんな時僕のそばにいて 傷だらけじゃ夜も眠れない
でもそんな時に限って君は さっさと寝てしまうんだ
だからこんな時僕のそばにいて 気まぐれな優しさでも構わない
でもそんな時に限って君は イライラして僕にあたるんだ