詩集

□願いの花
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街が枯れ葉色に変わってく頃 せわしなく流れる人波 冬の訪れ、、

昔の事だよね、と言い聞かせるけど溢れくる痛みと君への想い消えないで残ってる

寒空の下 一人ぼっち 温もり求めるように君との記憶を呼び起こす こんな事しかできないんだ 君は今何処で誰と何をしてるの?

もしも願いが叶うのなら 君の心に咲く花になりたい 流すその涙の粒が強さに変わるよう、、

夜の街はイルミネーション 鮮やかに色付いてる でも僕の瞳は少しづつ色を失っていった

凍えそうなモノクロの世界 虚脱感だけが僕の体を蝕み続ける こんな日々を送ってるんだ 君の幸せだけを今も考えながら

もしも願いが叶うのなら 君の未来照らす光になりたい 道に迷ってしまわぬよう 優しく照らすよ


写真立ての中の君が今も笑ってる あの頃と何も変わらない部屋の片隅で、、
君の名前を呼んでみるけれど いないよ そこにいたはずなのに 想いよ届けと願いを込めて 今も、、

もしも願いが叶うのなら
君がいたあの頃に戻りたいよ 同じ過ち犯さぬよう
離さない、、

二人寄り添って歩いてた この街が涙に染まっていく 潤んだ空を見上げ一人 願いを放つよ 届かない想いを 君の心に、、

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