*詩T*

□危険な眠りへ
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温かさに
背中をあずけて
幸せに浸り
目を閉じて
眠りにつく

これほどに
大切なもの
他にないと
思っていた
だけど それは 何かに
簡単に 破壊されてしまう
ものだったんだ

あぁ それなら
温かさなんか
知らなければ
良かったのに

ひとりで 生きて
いつも 怯える
危険の中に

大事なこと
分からなければ

温かさは 今は ない
あの時を 恋しく思う
自分が 怖いよ

手を握る
君がいる
それは 私にとって
大切なんだ

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