08/18の日記

00:26
律→→→澪
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「秋山澪さん…!ずっとアナタの事が好きでしたっ」









私の恋人は、無駄にモテる。


確かに澪は美人だし、スタイルだっていいし、成績も常にトップクラスだし、だからってそれを鼻に掛けたりもしない。
好かれて当然の女の子。


澪は恥ずかしがり屋で人付き合いが苦手だ。
それに、ここは女子校。
澪を狙う男が、彼女の回りをうろちょろするわけがないと高を括っていた。


澪の一番近くにいるのは自分だけだ。
澪を一番理解しているのは自分だけだ。
澪を一番好きでいるのは自分だ。
澪が一番好きなのは他の誰でもない、この私。


それはこれから先も変わらない。
そう思っていたのに、文化祭でライブを行ってからというもの、彼女に憧れ以上の気持ちを寄せる人間が増えた。
いつの間にかファンクラブだって出来ていて、しかもそのファンクラブというのが、所謂誇大妄想を抱いてはおらず、ありのままの秋山澪を受け入れていたのだ。
怖がりで、恥ずかしがり。
一見パーフェクトに見える澪の、欠点とも言える部分。
欠点を含めた秋山澪を理解して受け入れる人間が、私以外にも存在したことに、私は驚愕したんだ。
それと同時に、酷い不安感に襲われる。



中学の頃から澪はかなりモテていて、ついでにその頃は共学だったもんだから、よく呼び出されては告白をされていた。
だけど、そいつらが好きになった澪は上辺だけ。
……だから、安心だった。

例え校内一人気のある男子に告白されたって、澪は絶対に断る。
私以上に澪に相応しい人間などいないと思っていたんだ。




それなのに。




「最初はね、秋山さんに憧れてたの。キレイだし、クールだし、格好いいなって。でも怖い話がダメだったり、凄い恥ずかしがり屋だったり、思ってたイメージと全然違って…。なんか、そのギャップが可愛くて」


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途中で方向見失いました。



☆コメント☆
[(´・ω・`)] 08-18 01:02 削除
嫉妬、焼きもち大好物です(´・ω・`)

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