企画Ⅳ
□求恋*番付
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庄左ヱ門「前置きがかなり長くなってしまいましたが、いよいよ『求恋*番付』ランキング５位からの発表です！」
伊助「はい、５位はみんなの兄貴にして忍たまのムツゴロウさん！
５年ろ組
竹谷八左ヱ門先輩です！」
八左ヱ門「おっと。どうもこんにちわ。突然なんだ？」
三治郎「竹谷先輩。またわんこ拾って来たんですか？」
八左ヱ門「あぁ、森で迷子になってたらしくてな」
伊助「毒虫や毒ぐもや蛇やネズミ、その他たくさん飼ってるのに、面倒見きれるんですか？」
庄左ヱ門「伊助、お母さんみたいだよ」
八左ヱ門「ははっ、そうだな。しかし、放っておけなくてな」
喜三太「わんちゃんの首の紐、竹谷先輩が結んであげたんですか？」
八左ヱ門「いや、さっき勘右衛門のヤツが、かわいいからってお菓子袋についてた紐をくれたんだ」
乱太郎「名前はつけたんですか？」
八左ヱ門「一応、仮の名で“クロコ”と呼んでるが」
しんベヱ「女の子なんですね(o^∀^o)」
虎若「ところで、竹谷先輩っ。おめでとうございます！」
三治郎「おめでとうございます！」
八左ヱ門「えっ？何がおめでたいんだ？」
庄左ヱ門「竹谷先輩は“求恋*番付”つまり、“付き合いたいランキング”で、堂々の５位になられました」
八左ヱ門「えっ、ま、まじでっ！？(°□°)！」
庄左ヱ門「まじです(^-^)」
八左ヱ門「し、信じられん…うわっ、どうしよう、ありがとう、うわぁ(*゜∇゜*)」
きり丸「あまりの動揺に“おほ―”も出て来ないな」
乱太郎「きりちゃん、シィッ！」
伊助「コメントも頂いてます」
八左ヱ門「ふむふむo(*^-^*)」
伊助「“不憫で苦労性。でも明るく責任感が強くて、生き物や後輩たちに優しい竹谷が一番好きです。もう少し暖かくなったらピクニック行こうね(^0^)/”」
八左ヱ門「え…オレ不憫…？」
伊助「“残念な立ち位置のはっちゃんも大好きだぞ♪”」
八左ヱ門「残念……？
あれ…、オレってそんな感じに認識されて……あれ？(-.-;)」
伊助「せ、先輩先輩！！“明るく責任感が強く”ですよ！」
三治郎「そうです！“優しい”先輩を一番好きとまで言ってくれてるんですよ！」
虎若「色々ご苦労されてもへこたれず懸命に頑張る姿が素敵なんです！ガッツだぜっなんです！！」
八左ヱ門「そ、そうだな！ピクニックにまで付き合ってくれるなんてっ、嬉しすぎだよな！ウキウキだよなっ！！
よしっ！皆さんが応援してくださるなら、オレは頑張れる！ありがとう！！」
兵太夫「竹谷先輩も分かりやすい人だね」
団蔵「兵太夫、お前も一言多いよな…」
八左ヱ門「さて、クロコの飼い主を捜す張り紙でも作るかな」
虎若「手伝います！」
三治郎「ボクも―！」
八左ヱ門「おっ、それは助かるな。じゃあ後でみんなでやろうなっ
では、オレはこれでっ」
庄左ヱ門「ありがとうございました」
伊助「お仕事頑張ってください」