NARUTO(暁)

□ジャシンオタクと白雪姫
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私は自分の創った世界から踏み出すのが怖い

私は他人に傷付けられるのが怖い

今日の天気は雨だ

『…今日も雨か』

今日も一人の私
雨は私の心を癒してくれる

雷羅は傘も持たずに外に出かける
当然の事に雷羅は濡れる

あっという間にずぶ濡れだ

何分か歩いていると
血の臭いが漂う

こんな森の奥に人なんか来ないし

きっと動物だろう

血の臭いのする方へ行くと

予想は外れていて
銀髪の負傷した人間だった
しかも見た感じ忍だった

『!!?』

近付くとその人は相当の深手だった

その人の脈を計る
どくんどくんと波打っているが
平常より遅すぎる

このままほおって置けばすぐにでも死ぬ程の負傷…
死んでもおかしくは無い

雷羅は印を結ぶ

『水遁・回心生(カイシンセイ)』

とりあえず傷が塞がる術を男にかける


途中で男は起きたが、身の危険を感じないからなのか、相当殺されない自信があるのかジッとしている

何分かたち傷が完全に塞がった

すると、男が喋りだした

「…なんで俺を助けたんだ??暁だぜ??」

『暁??なにそれ??暁だろうとなんだろうと私の森で死なれたら後味悪いもの』

「…」

『死ぬなら他の場所で死になさいよ』

少し黙っている男…
そこまでキツクは言っていないつもりだが…

「……惚れた」

『は??』

「だからよ…あんたに惚れたんだ、付き合え」

『名前も知らない奴に??』

「あんた名前は?俺は飛段な」

『ぇ?ぁ、雷羅』

「雷羅な、これからよろしくな雷羅」

『ちょっと!!』

「照れんなって!!ゲハハハハァ!!」

変な奴が私の森に住み着きました


ーENDー

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