ANOTHER GAME
□仕返し
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「っ…待って……!」
「無理」
彼女は腕を突っ張って抵抗するが、今の俺にはそんなの効かない。
待ってなどと言われても、待てるわけがないだろう。
「だってさっき、したばっかり……!」
「たったあれだけで満足すると思ったわけ?誰かさんが気絶したせいで、まだ足りないんだけど」
「そ、そんなぁ……」
「どう責任取ってくれるわけ?」
無茶なことを言っているのは重々承知。
だけど……彼女の、この困った顔を見るとどうしても苛めたくなる。
全ては、煽った彼女が悪い。
それに、さっきはさっき。今は今。
少しは俺の気持ちも分からせないと。
「っ……絶倫!!変態!!」
「そんな俺の下で喘いでいたお前は何なんだ?」
見下ろせば、彼女の肌には既にいくつもの痕。
その間にも唇を寄せながら胸へと手を伸ばす。
「そんなの、知らない…!」
「じゃあ分からせてやるよ」
そう言うなり、ピンク色の頂を口に含んだ。
「さっきみたいに口、手で押さえるなよ。声も抑えるな」
「そんな……っや!」
不意に漏れた彼女の甘い声が俺の脳内でリピートされ、行為を加速させる。
一種の媚薬。麻薬。聞いてしまったら求めずにはいられなくなる。
「ふぁっ、あ、ぁん!」
少しきつめに頂を吸い上げれば、びくんと大きく身体が跳ねた。
「良い声だ」
ほんとに、病み付きになる。
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