弐拾萬打感謝企画

□超過激愛
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【超過激愛:過激)度をこして激しいこと 愛)かわいがり大切に思うこと】

コイツの世界をつくるもの、それが俺であって欲しい
・・・・・・

"家族"なんて感情はとっくに通り越していた。俺たちは生まれた時から一緒で楽しいことも嫌な事も、吸った空気も見た景色も、浴びた言葉すらも一緒だった。お互いがお互いを守るようになり、お互いがお互いに依存するようになった。いつのまにか二人だけの時間を好むようになり、いつのまにか二人だけでいることが当たり前になった。

「髪、伸びたな」
「?」
乳白色のお湯の中、向かい合って座る俺たちはいつも一緒。肌が直接触れる風呂はコイツの一番近くにいる気がするから好きだった。
「切るか?」
「…ううん」
水滴がぽたぽた落ちる真っ黒な髪をヒト束摘む。
「前髪は?」
目にかかりかけた前髪を濡れた指でかき分ければ、自分と良く似た瞳がこちらを見ていた。

以心伝心、表裏一体。自分であって自分じゃない。何の遺伝子の悪戯かは分からないが髪の色は違ってしまったけど、顔のつくりは自分で見ても良く似てると思う。
だけど、どうせなら"似てる"だけじゃなくて
「風呂出たら切るか?」
「ちかが切ってくれるなら、いいよ」
俺は、コイツと一つになりたかった。


・・・・・・
◇年下ヒロインちゃんにべたぼれな元親さんで。(牛蛙様よりリク)

年下…このシリーズに組み込んだことで双子ってなってますけど大丈夫ですか一ノ瀬さん(←)ってゆーかべたぼれって言うよりちょっくら危ない方に向かってる感じがしましたけどコレって大丈夫ですか一ノ瀬さん(殴打)なんかすみません、方向性を見失ってしまいましたorz牛蛙さまのために海に飛びこ…むことはしませんが(寒いし←)またお付き合い戴けたら幸いですorz改めまして企画参加ありがとうございました!!


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