sab
□おーい
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Side>>Edgar.B
雷門との試合が終わった。
騎士の恥、負け試合。
「はあ・・」
昨日の話だがな。
心無しか、皆元気が無かっ
た気がする。
いや、元気が無かった。
私もそのひとりな訳で、
自室に篭っていた。
「もう・・、屈辱です」
そう呟いてまたボーっとし
ていたら、ドアをノックす
る音がした。
「キャプテン、俺です」
「フィ、フィリップですか
どうぞ、入ってください」
少し吃驚しましたよもう、と
苦笑いして言った。
「あはは、不貞腐れないで
くださいよ」
軽く茶化された。