ファルンテール物語
□第4本 遊園地のアトラクション(後編)
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―一方その頃京子とKさんは?―
「な、なんじゃ。こりゃぁぁぁあああ!!」
現在私共は変な化け物と遭遇してます。
そして数々のトラップが私共に襲いかかってきています。
いやぁーヤバイも糞もありゃしねぇしー。
「京ちゃんー此れどうしよぉー」
「だ、大丈夫だKさん!私に着いてけば大丈ビスコだから!」
「何で大丈ビスコの所大文字なの!?」
全ては気分なのだ。
そう、それが私の生き様なんだ・・・。
と、言ってる間にもコウモリのような変な化け物は今にも私を噛みそうというその時。
いきなりコウモリのような化け物は撃ちのめされてその場に佇んでいた。
ま、まさか・・・。
「空太君か!?」
『大丈夫か!?あんさん方!』
「なんだ犬かよ!」
「犬だね」
『犬で悪かったなぁ!』
今にも悪態しそうな私を突っ込む白い犬。
それにKさんは「あ、ポック!」と言った。
あ、まさか・・・。
「ポックだ!」
『Kさん!?んでこんな所に!』
おぉ・・・この犬がポックってのか・・・。
私はちょっと溜息が出そうになった。
なんせポックと言うのが人間ではなく犬という事に少し唸りが出そうだからだ・・・。
そう考えていた私に白き犬基もの/のけ姫でなんか出てきた白き狼は声をかけてきた。
『あんさんは誰でっしゃろか?』
「私は糖分大好き万事屋京ちゃん事坂井京子だ!」
と、某糖分侍風の事を言って見たら白き犬は『ちゃうやろ・・・(汗』とツッコンデきた。
どうせ私は平凡人ですよ・・・シルバーソウルなんてありませんよ・・・。
『あ、なんやスマンな・・・京子やな』
「何で心を読んだ!?」
「京ちゃん全部口に出してるよ?」
あ、さいですか?Kさん。
どうやら私の語りは全て聞かれていたらしい。
そして白き犬事ポックル君と暫し話しをして魔王の部屋にと向かう事にした。
その途中で変なチラシを見つけた
―魔王の部屋に入ればゲームクリア!もとの場所に戻れます!―
と・・・。
そう、此れはチャンスだ!と思った私は少し元気が出た。
そして魔王の部屋に向かう事にした。
全て。あの世界に戻る為に!と少しかっこつけてみたのであった。
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