航海記録

□第0海 プロローグ
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「凄いデスよねー。ディジャーさんは」

「そうだね〜〜」


と、その書物を読む二人、半片言の子は情瀬通。そしてもう一人の少年はセンリ・クレールルである。



「七つの秘宝見つかったらどんな事願う気だ?」

「モチ。大海賊ニナル事ダ!」

「あ、でもその秘宝手に入れた時点で大海賊だよー!」

「アジカヨ!」

「・・・・・・・。」



この汗を垂らしてるかもしれない赤い髪の男はフィル。本来は体も名前も失った幽霊である。



「てか航海士ないから場所とか分からんね」

「航海士欲シイゼー」

「いや。地図とかあるからいいじゃねぇか」

「駄目ダ!」


京子とジョニーは声を揃えてフィルに向かっていった。

そう言われたフィルはただ多分汗を垂らしてるかも知れなかったのだ。←


すると、台所からいい匂いがした。



「あ、カリン君ー!今日のご飯なんだねー?!コノヤロー!」

「肉アルカー?!コノヤロー!」

「煩いあるっての。ついでに今日はハンバーグ」

「イエーイ!」


と、またもや二人声を揃えて言い、ハイタッチをした。

そして皆揃ってご飯を食べました。


「若干日記っぽいデスネ」

「気にせず食べろ・・・」



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