旧短編
□間違った勇気?
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太一はとある本屋の前に立っていた
太「はあ〜・・・」
深いため息とともに視線を本屋と違う方へ向けると建物の影からヤマトと光子郎がこちらを見ていた
カイザーを倒してから数日後に太一とヤマトと光子郎が起こした悲劇の真実である
太「い、いくぞ!」
1時間前
太一とヤマトと光子郎は大輔たちのサポートのため光子郎の部屋で待機していた
太「なんかヒマだな・・・」
光「またですか?」
太「大輔たちはデジタルワールドの復旧作業をしに行くだけなのに俺たちが待機する意味ないだろ!」
ヤ「・・・確かにな」
光「トランプでもしますか?」
光子郎が机の引き出しからトランプを出す
ヤ「何をするんだ?」
太「ババ抜きしようぜ!ただやるだけじゃつまんね〜から、負けたやつは罰ゲームな!」
ヤ「わかった!」
光「わかりました!」
光子郎:5勝
ヤマト:2勝
太一:2勝
10回目、無駄に白熱したババ抜きも終わりが近づいていた
太「さあ、来い!ヤマト!!」
残りは太一が2枚、ヤマトが1枚
ヤ「いくぞ!」
結果は・・・
太「・・・ま、負けた」
ヤ「悪いな、太一」
光「罰ゲームは太一さんですね」