ワレモコウ
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悠「いらっしゃい」
未来、、仁王、、幸村、柳生が泊まりに来た。
大人数だが、部屋ならいくらでも余ってる。
『いらっしゃい』
部屋1→仁王、未来。
部屋5→幸村
私の部屋→私、柳生。
悠の部屋→悠。
『悠、ホローしないからな』
悠「なんでッ」
真っ赤になりながらオドオドとしている悠。彩夜に助けを求めて居た。
だが、彩夜は悠をスッパリ突き放した。
『部屋に荷物置いて来いよ』
部屋に荷物を置いて来た柳生がリビングにいち早く帰って来た。
柳生「彩夜さん。これを期に名前で呼んで頂けますか?」
『比呂士。それは比呂士もな。ベッドの中だけ呼び捨てなんて良い度胸じゃん』
柳生「ふふ。本性出てますよ。彩夜」
『良いんじゃね?もう付き合って約3年だし』
柳生「ふふ。そうですね」
未来「やっぱり付き合ってたんだ」
『うわッ』
未来が後ろから現れた。驚き過ぎて思わず声が出た。
未来「私を騙せると思った?」
仁王「俺もじゃき」
柳生「やはりバレていましたか」
『思ってはなかったけど』
『「騙せたらな〜って」』
未来と顔を合わせて、笑った。
その後、柳生と未来、仁王と4人で買い物に出かけた。
途中で二人と別れ、柳生と二人きりになる。
柳生「彩夜、今夜は離しませんから覚悟して下さいね」
『たっ多分な』
柳生「愛を受け止めろ」
耳に呟かれた言葉。彩夜は柳生の手を握った。
『じゃあ。私の愛も受け取れよ』
柳生「もちろんです」
スーパーで買いに来た食材類。
昨日、両親が大量に食材を買いに行って、冷蔵庫や冷凍庫に余る程ある。
だが、彩夜と柳生、未来と仁王は逃げ出す為に家から出てきたのだった。
『はぁ』
柳生「また、ため込む…」
『聞け、柳生。昨日、私模擬試験だったの知ってるよな?』
柳生「はい」
『で、一昨日の夜、勉強してたのさ』
柳生「空気が読めないですね」
『くっつけたのは私だけど、わかってて話しかけてきてさ。昨日の模擬試験大変だった。』
柳生「結局、誰が助けたんですか?」
『お父さん。10分後に…時間がロスしてしまった。模擬試験終わって、柳生に会って、そのあとにも話に付き合わされて…寝たの0時過ぎて、朝5時に起きて洗濯、部屋の掃除家事して愛犬の散歩して、8時に悠起こして、10時に皆来るのに、モタモタして…』
柳生「お疲れ様です…それと、呼び方戻ってるぞ」
『あ…』