ワレモコウ

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期末の結果じゃーッ


未来「叫ぶな。うるさい」



担任から貰い、教室で騒いだ。
その後、真田目掛けて輪ゴムを飛ばした。
真田の鉄拳に、新体操で鍛えた技を見せて逃げた。




『ふっふふ。新体操で磨き上げたこの体の柔らかさ。まだまだ負けんぞー』


柳生「いかがでした?」



未来「また彩夜に負けた〜」



オッホホッ私に勝つなんて百年早いわ


高々に笑うと未来がキレる。未来がキレるとそれが真田へと向く。



『今回も満点。これで模擬試験も満点よー



足を机と椅子に乗せ、ガッツポーズする。
それを暫く見ていた柳生が辞めさせ、雑巾で机と椅子を拭いて座る。




未来「真田、キモイ」



『おっさん菌が移るから近寄んな』



真田「キエーッ」




林間学校の為に、チームを組む。三年は3人〜4人。二年は1〜2人。一年生は2人。
体育館に入る前に、何故か真田が付いて来たので追い払った。



真田の代わりに幸村が来たが、すぐ後ろに仁王を見つけた。




『お。仁王発見』


仁王「プリッ」


『よし。4人決定。あとは1、2年だな〜』




未来「なんか。知る顔ぶれ…」



『良いじゃん。動きやすいぜ』



ガッツポーズをしていると後輩が笑い、後ろから柳が話しかけて来た。




柳「決まったか?」


『おうよ』


柳「また2年まではこのメンバーか」


『動きやすいじゃん。束縛されんの好きじゃねーんだよ。それに、負けるつもりはねーし』



柳「紙に書いたら箱に入れろだそうだ」



『了解、ねぇ。未来、チーム名って前とおんなじで良いの?』



未来「うーん。良いんじゃない」



チーム名:天使と悪魔の悪戯チーム


柳「ネーミングセンスが悪いな」



『まあまあ。いつもだし』


 
 
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