それが真実ならば2

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『期末は何位になるかな〜』



部活のマネージャーが決まり、本格的に部活が始まった。
だが、学生の業務であるテストもあり、結果が本日発表される。

期末テストが終わった為、次に来るのは楽しい夏休み。
ただし、部活に入っていない生徒のみ…。部活に入っている生徒は地獄の合宿が始まる。



蘭「部活がある人間だけちゃう…」



そうです!!生徒会は年中無休でお仕事があります。
今期は後輩に受け渡さなければならないので、その準備もしないといけません。



『今は結果だけ考えよ…』



これから、生徒会の地獄が始まったに過ぎない。


『ちょ!!次の生徒会は雅に付いて行ってや!生徒会長だけ、こっち』



「「「「はい!」」」」



生徒会の仕事を後輩に受け渡すのは毎年大変で、朝から夜までフル活動。

走りまわる毎日だった。




そんな毎日を送っている内にテストの答案用紙が返って来た。
上位をしめたのは生徒会の人間で、問題視している柊沢千代は60位以内に入っていた。


千代「(アイツ…私より良いなんて、なんなのよ!私のが可愛いのに…みんな、アイツの方に行くなんて…それに彼氏までいるとか、どんな手を使った訳!?テニス部のイケメンは私には気にするそぶりも無いのに、アイツにはちゃんと挨拶するんだもの。私は可愛いから、何をしても許される。問題が起きたって、両親がもみ消してくれる。今度の合宿で化けの皮を剥いでやるわ。そうでなければ、あの生徒会長を地獄n落としてやる。そして、私が頂点に立つ。私が言えば、皆は信じてくれる。だって、私は可愛いもの)」







                              
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