桜恋

□桜恋 No.6
1ページ/8ページ

“常陸院兄弟に暇を与えるべからず”

この言葉は後にホスト部員+αの脳裏に深く刻まれる事となる


「光!馨!」


「…?どうしたんですか、環先輩」

「部のHP管理は真面目にやるという条件で任せたんだったなぁ…」


「ハァ?やってますぅー」

「だから昨日だって朝方までかけて…」

『ハルヒの合成写真作ってたんじゃん。懐かしいフレーズにのせて』

「よく出来てますわね…でも、顔が小さい…」

「ひゃーハルちゃんかっこいー!」

「馬鹿者ォ!技術の無駄遣いだ恥を知れ!!

…やるならこのアイドル写真集と合成しなさい。ピンクのフリフリ服が所望じゃ。」

「こんなの、本人に着せた方が早いよ。」

やめて下さい


「はー…なんか最近ヒマなんだよな―

ハルヒ、お前ん家行っていい?」

「ダメ。どーせバカにするから」

「んじゃ、お前の女疑惑タレ流していい?ヒマだから。」

「あのね、人を一体何だと…」
 
 
『決まってんジャン…【おもちゃ】』


(あー、確かここは二人が暇だからって喧嘩するとこだったなぁ…私はおもちゃすらでも無いのかね。まぁ…被害無さそうだからいいけ……)

『あ、闇は将来ウチの養子だから。』


「え、………えええっ!?」


 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ