頂きもの&捧げもの
□君は僕のもの・・・・
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相互リンクしていただいております『過去と未来の延長戦』の久々軒 梛様へ捧げます☆
気に入っていただけると幸いですが・・・・うぅ、ドキバキです(^^;)
お持ち帰りは久々軒 梛様限定です♪
☆本編に入ります♪☆
「サスケは俺がやるってば・・・だからみんなは手を出すな・・・」
強い決意と揺るがぬ信念。
なぜだ?
なぜあいつにとらわれる。
あいつはお前を苦しめるばかりなのに・・・
俺にしとけよ
・・なぁ、ナルト・・・・
*君は僕のもの・・・・*
自分たち同期の手でサスケを仕留めると聞いて、一度はどん底まで落ちたナルト。
精神的ショックで過呼吸の発作を起こしたほどで。
だが今。
ナルトは何かを吹っ切ったように・・・・決意したように・・・・俺たちでは計り知れない覚悟の上、サスケを任せろと言ってきた。
なぜそんな心境の変化を起こしたのか・・・・サクラが事情を説明してくれた。
それはほんの数時間前の出来事。
まるで運命のように、引き合うように、ナルトとサスケが対峙したという。
そして自分たちでは到底理解できない、深い心の交流があったと・・・・
強い忍同士だから分かりあえる究極の心の繋がり。
そしてナルトはサスケを受け止めると決めた・・・・
胸糞わりぃ
あいつはどこまでお人よしなんだ。
そしてサスケはどこまでナルトを捉え離さない気なのか。
手ひどくあしらうくせに、どこまでも追いかけて欲しいというように、そこかしこに自分の痕跡を残し、ナルトの心を雁字搦めにして。
ナルトが仲間を大切に思う気持ちを、失うことや離れてしまうことを、散々孤独を味わってきたからこそ恐れ怯え、手を離せないことを逆手にとって、どこまでもナルトを独占する男。
『嫉妬』と『憎しみ』
仲間だから・・・・決していえない本音。
でもその仮面が、徐々にはがれかかっていることを俺は知っている・・・・
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