妄想無限想
□もっと
1ページ/2ページ
久しぶりに取れた二人共オフの日
せっかく恋人が家にいるのに、にのはゲームに夢中
邪魔したくはないけど、久しぶりなんだしいちゃいちゃしたい
そう思うのは俺だけ?
かまって欲しくて広いソファに座ってるにのにぴったりくっつく
「…………なに」
うわっ、冷た
ゲームに夢中だからってこれは酷いな
「……別に」
傷ついてないふり
諦めるしかないか、
でもやっぱりかまって欲しくて、にのの細い腰にがっつり抱きつく
「ちょっと…、やりにくいから」
そう言って離された
いい加減泣いちゃうぞっ
俺そんなに心強くないから
「泣くよ」
「なんで」
「…………」
「言わなきゃ分かんないでしょうが」
「…………から」
「なに?」
「かまってくれないからっ!」