妄想無限想
□泣きっ面
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「にの、別れよ」
突然しょうさんに別れを告げられた
意味が全く分からない
「え、あんた何言って」
「そのまんまだよ、にのより好きな人ができたんだ」
「そんな…だって俺達ついさっきまで」
「ごめんね……ばいばい」
そう言って部屋を出ていく貴方
「しょうさんっ、待って!!」
「んっ」
強い光に瞼をこすって渋々目を開ける
「あれ、にの起こしちゃった?」
聞きなれた声に驚いて起きあがると、いつもの様に笑うしょうさんがいた
「なんで、しょうさん…」
「なんでって、いちゃ悪いかよ」
そう言ってほっぺを膨らます
可愛い
「そっか…夢か、」
「え?」
「良かった夢で」
少し泣きそうになる
そしたら困ったような顔をするしょうさん