妄想無限想
□あんあん
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「この顔えろいね〜」
「ん?」
しょうさん家に行く途中コンビニ寄ったついでに例の雑誌を買った
今、その雑誌を本人の目の前で拝見中
「うわ〜、本人の前で見るんだ」
「うん、あえて」
にこって笑いながら言ってあげた
「性格悪いね〜」
「ありがと」
それから5分
「ねぇ、まだ見てんの?」
「だってえろいんだもん」
「むらむらしちゃう?」
「しちゃうかも」
「かも?」
「嘘、しちゃう」
そう言って唇にキスを一つ
「リアルの方が断然効果ありだけどね」
「そう?頑張ったのに…」
「なに、頑張ったんだ」
「ん、頑張った」
俺の手から雑誌を取り上げて自分で自分をがん見してる