妄想無限想
□がっちりと
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久々の休日、にのとまったりベッドの上でくつろぐ。
座ってゲームをする恋人の足の間に挟まってチカチカする画面をぼーっと見る
「んー、暇」
「あ、死んだ」
ゲームオーバーを知らせる音の後に恋人の小さなため息。
「もーダメだ。クリア出来ない」
そう言ってまた始めから
「頑張れ〜」
一応声援をおくって立ち上がろうとする。
「ちょっと、離して」
「しょうさんが愛情くれたらクリア出来る気がする」
両足で挟まれて立ち上がれないうえに意味のわからないことを。
「離してー」
「ちょうだいー」
「………。」
「キスしてー」
キスかよ…
体の向きを変えようと腰をねじる。
「ごめっ、ちょっと足緩めて」
「硬いねー体」
「ありがと」