ビー(エ)ル!!*C Vol.5

□最高の夜は、終わらない。
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「むっ。」

「え?」

鹿屋(かのや)くんが亀ヶ谷(かめがや)くんの機嫌を損ねた。

「ほーら、鹿屋くんも似合うって言ってますし。髪型は諦めて譲ったんだから、せめてせめて、アクセくらいはしてください。」

「してあげたら、どうかな?」

「得居(とくい)さん!?」

「そいつ、このまま帰らなくなりそうだし、大人しく従っといてほしいです。」

良太(りょうた)さんと祝部(ほうりべ)さんが、江角さんを説得した。

いや、祝部さんのは、愚痴だ。

「こんな歳なんですけど……」
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