ビー(エ)ル!!*C Vol.5
□longing
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｢そーなの？あるの？｣
光暉さんが、ニヤニヤと笑った。
雄志さんにも光暉さんにも、オレが今日、ここへ来た目的がバレている。
――ドクドクドク……!!
｢あ、あの、光暉さんがほしいと言ってたから、だから……これっ!!二日遅れだけど、誕生日のプレゼントっ!!｣
バッグの中からプレゼントを取り出して、光暉さんの目の前に。
｢楓ー、ありがとー!!｣
｢わっ!?｣
思い切り、光暉さんに抱きしめられた。
｢こーれ、福井の博物館のでしょ？まさかの、まさか、だったりする？｣