ビー(エ)ル!!*C Vol.1

□歌声が重なる。
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明星と話し合った翌日、二人で社長に話をしに行ったら、ひっさびさにコッテリ絞られた。

そりゃそうだ。

明星は今後はソロでやって行くことにしたらしく、それは社長も大いに賛成してくれた。

明星なら問題ないだろう。

「けじめをつけるのも、大事だしな。」

社長も最後には俺にそう言葉をかけてくれて、不覚にも泣けて来た。

色々あったが、俺はめでたく主夫になりました。

とは言え俺も男だから、生活を誓詞さんに全て頼るのも変にプライドが許さない。

つーわけで、今はたまにレコード会社から依頼を受けて曲を作ったり詩を書いたりして提供している。

表舞台に出なくなっただけで、あまりそれまでと変わらない生活を送っていたりする。
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