ビー(エ)ル!!*C Vol.5
□longing
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｢なっ!?｣
｢ラッピングバッグの柄が、恐竜だから。｣
あ、そっか。
｢でも、本当にいいの？｣
｢せっかく楓が買って来たのに、文句を言うのか？ああ？｣
｢い、言わない、言わない。｣
｢餞別は多めに入れといたから、大丈夫。受け取ってやれ、光暉。｣
雄志さんに言われ、光暉さんがやっと、プレゼントを受け取ってくれた。
｢おーお!!やっぱり、カッコいい!!次の公演から、これ、使おうかな。本当にありがとう、楓。｣
｢っ!?｣
光暉さんが早速、ストールを首に巻いて、オレに満面の笑顔を見せてくれた。
End.