ビー(エ)ル!!*C Vol.5
□前に、進め。
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進介さんの顔が、みるみる内に、真っ赤になった。
「俺は、進介さんが起きる前にちゃんとシャワーを浴びたので、明日の朝にまた、シャワーを浴びようかと思ったんですけど、勘違いさせてしまいましたね。」
「むう。」
拗ねてしまった進介さんも、可愛い。
「これで、機嫌を直してください。」
俺は進介さんの頬に、軽くキスをした。
「ぎゃ、逆効果で……わっ!?」
俺はさらに可愛くなった進介さんを、抱き上げた。
「お風呂場と寝室と、どちらにしますか?」
「もうっ!!」
俺は進介さんを、まずはお風呂場へと運んだ。
End.